一押しの投稿

湯殿山エリア 西の平バックカントリー

 1月21日(木) 今シーズン初のnextさんDAZEさんとのBCは月山第一トンネル上部に位置する西の平。 先週に引き続き素晴らしい天気で、雪質も最高でした。 今回のルート(赤のルート)は月山第一トンネル鶴岡側駐車場をスタートして、最初のドロップ地点まで2.7km。 シニアなメン...

2024年5月10日金曜日

今シーズン最後の鳥海山 2024年4月27日~29日



4月26日

 鳥海山猿倉口登山口へ向けて、夜9時30分ころ出発した。前日までは27日に出発する予定で準備していたのだが、天気図を見ると27日が登山日和になりそうだったので変更した。昨年から高速道路の無料区間が東根から真室川まで伸びたので、約3時間で猿倉口まで行くことができた。

4月27日

 朝4時頃起きると、猿倉口駐車場は例年よりだいぶ雪が少なかった。6時スタート。朝から気温が高く、雪が汚れていて今一つだが、風がなく登山には申し分ないコンディションだ。相変わらず猿倉口からの登山者は少なくて、私が行くルートはほとんど人がいない。誰もいないところを歩くのは好きで、今回も良い山行ができた。




 GWなので七高山山頂は登山者がたくさんいるだろうから、唐獅子小屋方面の斜面にトラバースして、まずは一本。とても良い斜面で、いつまでも滑っていたくなるのだが登り返しを考えてしまい、短めの滑りで終わった。




 矢島口の駐車場はどんな感じかと見てみると、一番上は結構車が駐車していたが、下の駐車場はガラガラだった。下山したら矢島口の駐車場に行こうと思いながら滑って行った。猿倉口から矢島口へ行くと下の駐車場は車が2台しかなかった。ここはロケーションが抜群でのんびり過ごすには最高の場所だ。

 翌日は休養日にするつもりなので、さっそくBSアンテナを設置した。ところが上手く受信できなくてあきらめた。地上波は結構感度が良くて、なかなか良い場所だ。スマホについては使い物にならないレベルだったが、電話は使えた。

 牛肉と玉ねぎを持ってきているので、さっそくガスコンロとフライパンで焼いて酒のつまみにした。

4月28日

朝起きると駐車場は満車になっていた。連休2日目で路上駐車しなければならない程だった。雲一つない快晴で休養日にするにはもったいない天気だった。

この日は昼から酒を飲んで、のんびり鳥海山を眺めながら過ごした。ここから眺める鳥海山がまた良い。時にはこういう過ごし方も悪くない。

 近くに車を止めていた、岩手県から来た「キミチャン」(そう呼んでくれというので)が明日一緒に登らないかと誘ってきたので、一緒に登ることになった。矢島口から登り、猿倉口へ降りることに決まった。

4月29日

 朝、キミチャンの車を猿倉口に置いて戻ってきた。6時30分頃矢島口をスタートした。ここから登るのは、ボードを背負ってスノーシューのスタイルで登っていたころなので10年以上ぶりだ。私より14歳若いキミチャンはゲンテンのかっこいいボードを背負ってスノーシュースタイル。

 赤が29日で黄緑が27日のルート 


矢島口から登る人はたくさんいて、まるでガイドツアーのように賑わっていた。3時間30分くらいで七高山山頂に到着した。

一緒に登ってくれたキミチャン


山頂

唐獅子小屋方向へ1本滑った。

登り返して猿倉口方向へ。











 途中までは良い滑りができていたのだが、急に滑らなくなった。ボードの滑走面を見ると、松脂のようなものがべったりついていた。スクレーパーで汚れを落として、ワックスを塗って再度滑り始めるとほんの数秒は滑ったが、また滑らなくなった。
 キミチャンはスノーシューに切り替え、私はスキーモードにして駐車場まで降りていくこととなった。数年前にも一度、同じようなことがあった。シーズン最後の滑りが最後は歩きになり、残念だったが、キミチャンは歩きも好きだと言ってくれて楽しくシーズンを終えることができた。
 最後にキミチャンのラインQRコードを読み込んだつもりが、電波が弱すぎて読み込みができていなかった。またいつか会える日を楽しみにしている。