一押しの投稿

湯殿山エリア 西の平バックカントリー

 1月21日(木) 今シーズン初のnextさんDAZEさんとのBCは月山第一トンネル上部に位置する西の平。 先週に引き続き素晴らしい天気で、雪質も最高でした。 今回のルート(赤のルート)は月山第一トンネル鶴岡側駐車場をスタートして、最初のドロップ地点まで2.7km。 シニアなメン...

2017年3月29日水曜日

鳥海山鳥越川コース(2017.3.25)

3月25日(土)
広大なオープンバーンが広がる鳥海山の鳥越川ルートへ行ってきました。
朝のうちは天気が良くて、予報通りだったのですが赤川の橋を越えたころからチラホラ雪が降り始め、樹林帯を越えるころには曇ってきました。

昨日の雪で新雪がつもり、気温も低めです。登山者は私の他に誰もいません。
標高1200mを越えるころから視界が悪くなり、GPSの既存ルートを見ながら登っていきます。昼ころには晴れるのではとの目論見があったからです。

このルートは樹林帯を抜けるとほとんどがオープンバーンなので視界が悪いと白一色でまったく見えなくなります。樹木があれば平衡感覚が保てるのですが、滑りも楽しめないのでは登る意味がありません。

標高1400m、ハイク8kmでドロップしました。7時ころスタートしたので経過時間は5時間30分です。
下りは登ってきたルートをトラックバックして忠実に滑り降りてきて、標高1200m地点から視界が開けてきたのでガンガン滑り、樹林帯もパウダーなので快適な滑りを楽しむことができました。樹林帯があんなに快適にスピードもそこそこに滑れたのは初めてです。

緑色が25日のルート 赤色が26日のルート

出発する頃はこんなに天気が良かった。



赤川の橋の上に硬い雪がある

橋を渡るよりスノーブリッジの方が遥かに安全なのでこちらを渡る 



雪が降り、曇り空からガスがかかってくる。




GPSのナビでここまで登ってきたが、斜面の起伏がわからないほど視界が悪くて、標高1400m、距離約8kmの地点でドロップ

しばらく視界が開けるのを待つが、益々ガスが深くなるばかりなのでGPSのトラックバックを頼りに滑り降りてきた。





標高1200mあたりから視界が開けてきて、滑りは最高のコンディション



3月26日(日)
朝5時前に目が覚めると、降雪もなく穏やかな感じ。
車が3台ほど到着していました。5時には早くも一人スタートするところ。
今日の天気予報「にかほ市」は快晴。新山までも視野に入ります。

すでに3名が出発していて、私は4番目のスタート。先行者は地元の人たちのようです。
樹林帯を抜けても先行者に追いつくことができません。
昨日とは打って変わって雲一つない快晴で、頂上まで頑張ろうと思いながら歩きます。

広大なオープンバーンを満喫しながら登ることができるこのルートは、そこにいるだけで幸福になります。昨日とは雲泥の差です。
標高が高くなるにつれ、頂上付近に白い雲が現れなかなか消えません。

標高1500mを越えてくると風が強くなり、アウターとフェイスマスクを装着するほどの寒さです。まだまだ、真冬の装備が必要です。

右前方に先行者を一人発見。後方に一人、更に後方に2人を視界に捉えました。
11時ころ早くも千蛇谷から滑降してくるスキーの方が一人おりました。
千蛇谷直下の急斜面を直登せず、今回は左側から大きく巻いてみたら楽に千蛇谷入口に到達することができました。

風が強くなり、頂上付近の雲も益々大きくなってきたので、頂上はあきらめて標高1860m、ハイク10km地点でドロップします。
後方にいた2人が追いついてきて、滑り始めると声をかけていただきました。(声をかけてくれたのはイチさんとそのお友達Dさんでした。)

ボードの滑りが悪く、途中で手塗りのワックスを塗って、やっと滑るようになりましたが、昨日のようにスピードが出ません。
景色は圧巻で動画に収めながらすべったので、写真のあとにアップします。
標高1000mあたりで昼食をとり、のんびり下りました。

赤川の橋のところで、シールを貼っているとボーダー2人が追いついてきたと思ったら、
以前月山エリアでご一緒したイチさんとDさんでした。お世話様でした。























雪面がキラキラ輝いて、それはもう綺麗な宝石をみているようでした。写真ではよく映っていませんが。



















千蛇谷下部の風景

オープンバーン滑走

林間滑走